南インド&スリランカ編


 インドの南部にあるハンピ、マハーバリプラムやスリランカにあるシーギリヤなど奇岩地帯を行くロックタビです。そして、スリランカの聖地スリーパーダの登山にも挑戦です。

《この旅の日程へ》


DAY6(Vol.3)

(Vol.4へ進む≫)
(≪Vol.2へ戻る)
(≪Vol.1へ戻る)

 スリーパーダの門に到着です。
 ここまでは、坂も急ではないので順調です。

スリーパーダの門

涅槃像

 橋を渡り、どんどん進んで行きます。

橋

 山からは、いくつもの滝が流れ落ちていて、雄大な景色を楽しめます。

滝

 次第に坂がきつくなり息が上がってくると、どこからともなく犬がやって来て、一緒に登ってくれます。
 (これが噂に聞く、ガイド犬か)

ガイド犬とスリーパーダへ

 少しガスがかかっていますが、素晴らしい眺めです。

ナイスビュー

 出発から1時間半が経過すると、先を急ぐ2人とゆっくりペースの3人で徐々に差が開いてきます。
 差を縮めるため、ペースが上がらない2人をガイド犬に任せ、前の2人を追いかけることにします。

スリーパーダへの道

 その10分後、後ろの友人の状態が気になり振り返ると、友人からバツのサインが発進されます。
 残念ですが、2人とはここでお別れです。(アーユボーワン)

さらば友よ

 スリーパーダの頂上には、お釈迦様の足跡があるとのことですが、階段のこんなところにも足跡を発見です。(これは、もしかして)

足跡

 急な階段が続きます。そして、看板には、「Not Adam's peak」の文字があります。(えっ、道を間違えたのか)
 ちなみに、Adam's peakはスリーパーダの英語名です。

Not Adam's peak

 ちょっと不安になりながらも、登り続けます。

ひたすら続く階段

 それにしても長い階段です。上に行けば行くほどガスが濃くなってきて、頂上も見えません。
 どこまでもどこまでも続いているようで、へこたれそうになったとき、別れたはずのガイド犬がまた現れます。(ありがとう)

ガイド犬

 そのガイド犬も疲れたのか、いつしかいなくなります。
 しかし、今度はガイド鳥が現れ、先導してくれます。(不思議だな)

ガイド鳥

 そんなガイド鳥も飛び去ってしまうと、辛さだけが残ります。
 日本でも、たまに山を登っているので、これ位の高低差や距離は問題ないはずなのですが、なぜか今日はすごく辛いです。
 すると、今度は山裾から風が吹き上げ、身体を押し上げてくれます。(あ〜)

追い風が

 真っ白な霧の世界に建物の影が見えます。(あれが頂上なのか)

頂上か

 時刻は17:00です。ついに、標高2238m スリーパーダの頂上に到着です。

歓喜のジャンプ

 そして、他の2人とも合流です。
 ただ、残念なことにシーズンオフのためか、寺院は閉まっていて入ることができません。(ガーン)
 さらに、強風が吹き荒れ寒い上に、視界ゼロです。

スリーパーダの頂き 霧に包まれるスリーパーダの寺院

 そんな状況ではありますが、せっかく登頂したので頂上を散策です。
 すると雲の切れ間から太陽の光が差し込んできます。(オー)

頂上に射す光

 一筋の光が見え盛り上がっていると、今度は一人の僧侶が現れ、寺院の鍵を開けて私たちを中へ入れてくれます。

スリーパーダの僧侶か

 私たちだけの貸切タイムです。そのまま僧侶に導かれ、お釈迦様の足跡とご対面です。

雲海をテラス太陽

頂上の寺院

 しっかりと、参拝したあとに寺院内を散策します。
 すると、雲の上にたたずむ鐘を発見です。私たちは、この鐘に吸い寄せられます。

スリーパーダの鐘

 そして、雲の上の静粛な寺院に鐘の音が響き渡ると、頂上の霧は徐々に消え、目の前には青空と雲海の素晴らしい景色が広がってきます。

広がる雲海 スリーパーダから見る景色
頂上

 何とも言い難い、神秘的な素晴らしい体験をさせていただきました。(こんなポーズしてるけど)

スリーパーダのポーズ

DAY6(Vol.4)へ進む≫

≪DAY6(Vol.2)へ戻る

このページのトップへ

ホームヘ



amigo-tabi@outlook.jp
☆アミーゴ旅日記☆

inserted by FC2 system