今日は、朝から雨です。
ここまで天気はずっと晴れ、昨日は快晴だしまさか雨が降るとは思っていなかったです。しかも、雷つきの。
おかげで、窓の外に干しておいた靴はびしょ濡れですが、とりあえずホテルで朝食をいただきます。
メニューはパン、ハム、チーズ、フルーツといった程度です。
それでも、無料で食べられるのはありがたいです。
朝一の激しい雨もおさまったので、これから晴れることを願い、アルゼンチンのイグアスの滝に向けて出発します。
ホテルの目の前がバス停だったので、プエルトイグアス行きのバスが来るかもと思い、バスを待ってみることにします。
バスはなかなか来ませんが、雨が再び降り始めます。
作戦を変更して、タクシーをつかまえます。
タクシーでブラジルからアルゼンチンへの国境越えです。
出入国についての詳細は、下の「豆情報」に記載しますが、
ブラジルでの出国手続きは、タクシーを降りてイミグレーションの窓口で行い、アルゼンチンへの入国手続きは、ドライブスルーのように車に乗りながらの手続きです。
どちらも、特に質問等はなく簡単な手続きです。
アルゼンチンのイグアス国立公園に到着です。
残念ながら、雨は降り続いています。
イグアス国立公園の入場料は、AR$260です。
ガイド本に記載されていた値段より高く、値上がったようです。
まずは、悪魔ののどぶえを目指します。アルゼンチンの国立公園内の移動は、トロッコ列車になります。
この列車は、晴れていれば心地よいのでしょうが、雨の日に窓のない乗物はきついです。
しかも、席によっては、屋根に溜まった雨水が、滝のように降り注いできます。
悪魔ののどぶえに行くには、終着駅であるGarganta del Diabloまで行き、そこから1.1km歩くことになります。
悪魔ののどぶえに到着です。
ブラジルより近い分、迫力があります。
また、イグアスの滝に棲むアマツバメが飛んでいるのもよく分かりますが、雨でカメラが壊れるのが怖くて撮影はほとんどできません。
さっさと見学を済ませて、戻ることにします。
川の上の遊歩道を歩いていると、再び雷が鳴りはじめます。
そのため、帰り道は小走りです。(寒さで、トイレに行きたいということもあったけど。)
このままイグアス観光を終わりにしてもよかったのですが、私たちは、入園するなりボートツアーを申し込んでしまっていたので帰ることができません。
雨が上がるつもりで申し込んだのに、・・。
再び、トロッコ列車に乗ってCataratas駅で降り、歩いてボート乗場を目指します。
アルゼンチン側は、トレイルがいくつもあり、ボート乗場へは、トレイルを散策しながら行くこともできるのですが、こんな天気なので最短コースで進みます。
しかし、いくら歩いても着きません。
それもそのはず、実は最短コースではなく、道を間違え1.6kmのLower Curcuitというトレイルを完歩です。
やっとボート乗場に到着です。昨日、ブラジル側から見たときには、長蛇の列をなしていたボートツアーですが、今日は私たちの他に2人しかいません。
このボートツアーは、滝の下に入り込むので、びしょ濡れになります。(私たちは既にびしょ濡れですが)
入り込む滝は悪魔ののどぶえではありませんが、それでも相当の迫力です。
私たちは、防水のジャケットを着て袖口もきっちり閉めていたのですが、水の浸入を防ぐことはできません。
滝が引き起こす下から吹き上げる暴風により、ジャケットの裾等から水が侵入してきます。
おかげで、ジャケットの内側まで濡れしまいました。恐らく、簡易的なビニールポンチョでは、全く役に立たないでしょう。
それにしても天気のせいでしょうか、今日のイグアス国立公園は空いています。
ボートツアーで下着まで濡れてしまい、体の芯まで冷やされます。(早く温まりたいです。)
国立公園内はお土産品も値段が高いので、プエルト イグアスに行くことにします。
プエルト イグアスへは、バスで行きます。
バスの乗客は私たちだけです。
プエルト イグアスのバスターミナルに到着しますが、バスターミナル周辺は、特に店がありません。
雨に打たれ、体力を消耗しているので店を探すこともできず、バスターミナル内にあったレストランでランチをいただくことにします。
ここで、体を乾かし温まります。
ここのレストランは、量り売りのスタイルです。
国立公園内より良心的な値段で、私のランチは、アルゼンチンビールを付けてAR$80(US$8)です。
プエルト イグアス(アルゼンチン)からフォス ド イグアス(ブラジル)までは、タクシーで帰ることにします。
料金は、定額制となっていてAR$250です。
国境越については、来るときと同じです。
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☆アミーゴ旅日記☆